出典:adobestock
《パフやスポンジの洗い方マニュアル》正しくお手入れして肌トラブルいらずになろう!
大人女子のみなさん!化粧ノリが悪い、肌の調子がなんとなく悪い…と悩んでいませんか?
それは、衛生的に問題のあるパフやスポンジを使っているせいかもしれません!
ではパフやスポンジをただ洗えばいいのかというと、そうではありません。
正しい方法でお手入れしないと、雑菌が残ったりパフ・スポンジが傷んだりする可能性があるのです。
そこで今回は、パフ・スポンジの正しい洗い方を詳しく解説します。
パフやスポンジの汚れを落として、肌トラブルの防止&メイクノリアップを目指しましょう!最後にQ&Aもまとめているので、こちらも要チェックです。
代用品よりも、パフ専用洗剤を使うメリット
ここまで、パフ専用洗剤に変わるアイテムをいくつか紹介しました。代用品でも洗えるものの、やはりパフ専用洗剤を使うのが1番なのは否めません。
パフ専用洗剤はパフを洗うために開発されたものなので、メイク汚れを綺麗に落としつつ、パフの劣化リスクも防いでくれます。
一方、代用品になる食器用洗剤や洗濯洗剤は洗浄力が強いため、パフの劣化を早めてしまうことも。そのため、パフを長持ちさせたいなら、パフ専用洗剤を使うのがおすすめです。
ふわふわをキープ!パフの正しい洗い方は?
パフの正しい洗い方
まず、パフの正しい洗い方の手順を確認しましょう。コツを押さえればふわふわのパフをキープすることができますよ。それぞれの手順も詳しく解説していくので要チェックです。
- step1:乾いたパフに洗剤を数滴つけてもみ込む
- step2:ぬるま湯を少しだけ垂し乳化させる
- step3:たっぷりのぬるま湯で汚れを洗い流す
- step4:柔軟剤入りのぬるま湯でやさしくもみ込む
- step5:ぬるま湯ですすいだら、清潔なタオルかキッチンペーパーで水気を切る
- step6:風がよく通る日陰でしっかりとパフを乾かす
どんなタイプのパフも、洗う順番は基本的に同じ
一言でパフといっても、さまざまなタイプがあります。クッションファンデ用の薄いパフや、立体的で厚めのパフなど、人によって使っているものは異なるでしょう。基本的にはどんなタイプのパフでも、洗い方や順番は同じです。気をつけるべきなのは、パフの大きさや汚れの具合によって、洗剤の量を調整することだけ。
せっかく手間をかけて洗ってもやり方を間違えていれば、思うような効果は見込めません。
これから紹介するパフの洗い方を参考に、今日からでもやってみてくださいね。
手順1.洗剤をパフにもみ込む
最初に、パフに直接洗剤を染み込ませます。このとき、水を染み込ませる前の乾いたパフに洗剤をつけるのがポイントです。
10円玉1つ分くらいの洗剤をパフに垂らしたら、指の腹を使ってもみ込みましょう。洗剤がパフ全体に広がって、メイク汚れが浮いてくるのがわかります。
洗剤が足りないときは、1〜3滴と少量ずつ足しましょう。
手順2.少量のぬるま湯で洗剤を乳化させる
パフ全体に洗剤が染み込んでメイク汚れが浮いてきたら、ぬるま湯を少しだけ垂らしましょう。
パフを少しだけ湿らせることで洗剤が汚れを適度に浮かせ、洗い流しやすくなります。汚れがあまり浮いてこないときは、洗剤を数滴足して再度パフをもみ込んでください。そしてまたぬるま湯を少し足して乳化、を全体的に汚れが浮いてくるまで繰り返しましょう。
洗剤と垂らすぬるま湯の量を同じくらいにすると、乳化がうまくいきますよ。
手順3.ぬるま湯で汚れを洗い流す
汚れが全体的に浮いてきたら、たっぷりのぬるま湯で洗い流しましょう。節水の観点から、洗面台や洗面器にぬるま湯を張り、その中でもみ洗いをするのがおすすめ。パフをもんでも汚れが出なくなるまで数回ぬるま湯を張り替えて、汚れや洗剤がパフに残らないようにしましょう。
このとき、力を入れてしぼったりもんだりするとパフを痛めるため、やさしく扱ってくださいね。
手順4.仕上げに柔軟剤を染み込ませてすすぐ
※敏感・乾燥肌など肌が弱い方や、最初に洗浄する際、すでに柔軟剤入りの洗剤を使っている場合は、この手順を飛ばしてください(必須の手順ではありません)。 柔軟剤を使うと、パフが肌触りのいい柔らかい仕上がりになります。
下準備として、ぬるま湯に少量の柔軟剤を薄めておきます。汚れを落としきったパフを柔軟剤入りのぬるま湯に入れて、やさしくもみ込みましょう。その後、軽くぬるま湯ですすいだら完了です。
手順5.タオルかキッチンペーパーで水気をとる
ぬるま湯で汚れや洗剤を落としきったら、タオルかキッチンペーパーで水気を切ります。このとき、必ず清潔なタオルなどを使いましょう。 タオルまたはキッチンペーパーでパフを挟み、やさしく押さえて軽く水気をしぼります。このときも、強い力でしぼるとパフが痛むためやさしく水気をとりましょう。
手順6.風がよく通る日陰で乾かす
しっかり乾かさないと、雑菌残りの原因になります。風がよく通る日陰で、完全にパフを乾かしましょう。
乾かすとき、肌に当たる面を空気に晒すのがポイントです。クッションファンデのパフのように片面だけ使うタイプのパフの場合は、肌に当たる面を上にして乾かせばOKですが、両面を使うタイプのパフは、洗濯バサミハンガーを使って干すなど、両面が空気に触れるようにして乾かすのがベストです。
裏技1:一気に数個洗える「ジップロック洗い」が簡単!
ジップロック洗いとは、ジップロックの中にぬるま湯と洗剤、パフ数個を入れ、ジップロックをもみ込むことで数個のパフを一気に洗う方法のこと。
短時間で、簡単に複数のパフを洗えるのがメリットです。ただし、袋の上からもみ洗いするため、完全に汚れを落とし切れない、力が入ってしまいやすいなどのデメリットもあります。
また、衛生面の観点から1度使ったジップロックの使い回しは避けましょう。
裏技2:石鹸を使う場合は、こすり付ける
パフ専用洗剤の代わりに石鹸を使う場合、液体洗剤とは洗い方が異なります。
まず、石鹸とパフを少量のぬるま湯で濡らします。次に、石鹸にパフを直接こすりつけましょう。次に、ぬるま湯を少量だけ足してパフをもみ込みます。
この工程を、パフが白くなるまで繰り返しましょう。汚れが落ちたら、最後にぬるま湯で洗剤を落とし、タオルかキッチンペーパーで水気をとって乾かします。
また、石鹸の種類は、体・顔用であればなんでもOKです。
パフを洗うときの注意点
アルカリ性洗剤を使わない
パフを洗うときは、パフ専用洗剤を使うのが最適です。しかし、どうしても他の洗剤で代用する場合は、必ずアルカリ性洗剤を避けて中性洗剤を使いましょう。
アルカリ性洗剤は強い性質があり、パフの劣化を早めます。洗剤のパッケージの裏面にある液性の欄に「中性」と書かれていることを確認してから使ってください。
また、敏感・乾燥肌など肌がデリケートな方は、顔に使えない洗剤は避けましょう。パフ専用洗剤や、肌にやさしいクレンジング剤、石鹸などで代用するのがおすすめです。
ゴシゴシ洗ったり、しぼったりしない
肌を強くこすったり、叩いたりすると肌トラブルが起きるように、パフも強い力で扱うと劣化が早まります。洗濯板や洗濯機を使うよりも、手でやさしく洗うのがおすすめです。
汚れが落ちないと感じるときにも、力を加える以外の方法で洗うことが大切です。ゴシゴシと洗うのではなく洗剤を足す、強くしぼるのではなく自然乾燥の時間をとる、など工夫しながらやさしく洗ってあげましょう。