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ネイルがすぐ剥がれる原因とは?きれいに長持ちさせるコツや注意点をチェック
セルフネイルは、自宅で手軽におしゃれを楽しみたい方には欠かせないもの。隙間時間でリーズナブルに好きなカラーに変更できるため、チャレンジする方も多いですよね。
そんなセルフネイラーの陥りがちな問題が、仕上げたネイルがすぐ剥がれるという悩み。どんなにきれいなネイルも、1箇所剥がれただけですべてが台無しの気分になることもあるのではないでしょうか。そこで今回は、セルフネイルがすぐ剥がれる原因を解説します。正しいやり方の工程と対策のコツを覚え、ネイルを長待ちさせましょう。
ネイルがすぐ剥がれるのを防ぐセルフケア&日常の注意点
こまめに保湿をする
セルフネイルがすぐ剥がれることなくきれいな状態を楽しむためには、乾燥しないように保湿を毎日行うことが大切。常に潤いをキープすることは、自爪のダメージ補修や健やかな成長を促すために必要な習慣です。
手を洗った後や就寝前などに、毎日キューティクルオイルでケアしましょう。爪の根元にネイルオイルをつけて、指の腹でくるくるとマッサージするようになじませてくださいね。
トップコート(ジェル)を塗り重ねる
セルフネイルをした後、数日置きにトップコートやトップジェルを塗り重ねる方法もおすすめ。すぐ剥がれる部分は基本的に爪先やキューティクル付近なので、その部分を意識してコーティングすることで、ネイルがすぐ剥がれることを事前に防げます。定期的に塗り直すと表面のツヤが持続するため、きれいなカラーも長持ちしますよ。
また、トップコートとトップジェルは同じ意味を指すことが多いですが、マニキュアの仕上げに使用する場合はトップコート、ジェルネイルの仕上げに使用する場合はトップジェルと呼ばれる傾向があります。マニキュアのトップコートは乾燥させることで硬化するのに対し、ジェルネイルのトップジェルはUVライトを当てて硬化させるのも特徴です。
爪先に衝撃を与えない
爪先への強い刺激は、ネイルがすぐ剥がれる大きな原因です。とくにデスクワークの方は、タイピングや資料の整理など、爪先を使う作業は意外と多いもの。
負担をゼロにすることは難しいですが、意識を変えたりさまざまなグッズを使ったりすることで、ある程度対策可能です。爪が割れやすい方や折れやすい方にも有効なので、以下のコツを参考にしてみてくださいね。
ネイルを長持ちさせるコツ【日常生活】
- ・タイピングは指の腹を意識
- ・タブレット操作はタッチペンで
- ・資料整理をするときは指サックをつける
- ・シャンプーはヘッドブラシで
- ・家事のときはゴム手袋をつける
- ・缶詰の開封は専用オープナーで
長時間水に触れない&すぐに乾かす
ジェルネイルは浸水するとすぐ剥がれるため、手が濡れたときにそのまま放置せず、タオルやペーパーで爪周りの水分をしっかり拭き取りましょう。その後は、爪の乾燥を防ぐためにすかさずオイルで保湿ケアをするとgood。
入浴の際も、指先だけはお湯につけないで外に出しておくのがベストです。
サロン選びに注意する
セルフだとどうしてもすぐ剥がれる場合は、プロのネイリストを頼るのもおすすめ。ただし、ネイルサロンを利用しても、ネイルがすぐ剥がれることを防ぐのは難しいです。施術後の過ごし方やケア方法が関係するだけではなく、サロン側の技量不足や過度な効率化などの結果、仕上がりに満足できなかったというケースも見られます。
サロンを利用する際は、口コミをチェックして信頼できるサロンを選び、普段の生活でも長持ちするように意識することが必要です。
セルフネイルがすぐ剥がれる方必見!長持ちするコツ
長持ちするジェルネイルのコツ
プレパレーションは丁寧に
ジェルネイルを長持ちさせるためには、丁寧で的確なプレパレーションが必要不可欠。とくに注意したいのは、余分な甘皮を処理するネイルケアの工程です。
甘皮処理の4つの工程
- 1.甘皮処理をスムーズに行うために指先をお湯につけてふやかす
- 2.ふやけた甘皮をウッドスティックやプッシャーでやさしく押し上げる
- 3.濡らしたガーゼ等でキューティクルに沿って拭き取る
- 4.ニッパーで浮いた甘皮をカットする
ニッパーできれいにカットするコツは、指で周囲の皮膚を押さえてキューティクルラインをしっかり出すこと。根元からカットできるので、取り残しがなくきれいに甘皮処理できます。
サンディングでジェルの密着UP
サンディングはジェルの密着に大きくかかわります。普段ネイルがすぐ剥がれる方は、サンディングのコツを押さえましょう。
削るときの目安は、自爪の表面が全体的に白く均一に曇るまでです。とくに、すぐ剥がれる爪先やサイドは、より丁寧にサンディングしましょう。必要以上に削ると自爪が薄くなるので、やさしい力加減で行ってくださいね。
エッジまで十分な厚みを作る
ジェルネイルは、エッジまで塗らないと爪先から浮いてすぐ剥がれるので、工程を省かないように注意。ただ、爪が短いときは塗りにくいため、苦手な方も多いですよね。
やり方のコツは、空いている手で指先の皮膚を引き下げ、立てたブラシの先端でトントンと少しずつ塗ること。ひと筆で一気に塗ると失敗しやすいので、焦らず丁寧に行いましょう。ベース~トップのすべての工程で薄くエッジを塗り重ねることで、爪先に適度な厚みがでてジェルネイルが長持ちします。
ジェルの硬化時間を守る
ジェルネイルの硬化時間は、使用するライトやジェルの種類によって異なります。硬化時間が足りないと、ジェルネイルがすぐ剥がれる可能性が高いため注意が必要です。セルフネイルを長持ちさせたい方は、適切な時間を確認してから行なってください。
また、厚みのあるデザインは一気に硬化すると硬化熱が発生し熱く感じやすいため、数回に分けるのが安全に行うコツです。
長持ちするマニキュアのコツ
手洗い&油分除去はしっかりと
マニキュアを塗る前は、油分や汚れをオフするために、丁寧に手を洗うことが大切。ネイルブラシを使うと、より爪周りのすみずみまでしっかり洗えます。
その後は、タオルやペーパー等で水分を拭き取り、エタノールや油分が入っていない除光液を含ませたコットンで、爪の表面を拭き取りましょう。
甘皮処理で仕上がりと持ち◎
「ジェルネイルじゃないから」「面倒だから」と甘皮処理をしないでマニキュアを塗ると、すぐ剥がれるので要注意です。【長持ちするジェルネイルのコツ】でご紹介したプレパレーションのやり方を参考にしてみてください。
マニキュアはあまり耐久性が高くないですが、丁寧な甘皮処理で爪の表面をなめらかに整えると、驚くほど長持ちします。
ベース&トップコートも必ず塗る
マニキュアを塗る工程は、ベースコート・カラーマニキュア2度塗り・トップコートの順に行いましょう。セルフネイルでも正しい工程で塗れば、長持ちするきれいな仕上がりを叶えられます。
また、ベースコートとトップコートは兼用タイプもありますが、それぞれ自分にあうアイテムを用意するのが仕上がりをアップさせるコツ。爪の悩みや目的に沿って、自分にぴったりのものを探してみてください。
ベースコート | ・爪の強度アップ・爪の凹凸補正・爪の色ムラ補正・ネイルの色持ちアップ |
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トップコート | ・ツヤタイプ ・マットタイプ・ジェルネイル風(厚みがでる)・速乾タイプ |
マニキュアははみ出さないように2度塗り
ネイルが爪からはみ出ないように気をつけながら、慎重にカラーマニキュアを2度塗りしましょう。塗布量は、液体の粘度やブラシの幅で加減が異なるため、慣れるまで一連の工程を練習してくださいね。
爪周りについたネイルは、仕上がりと持ちをよくするために、その都度ウッドスティックできれいに除去しましょう。
カラーマニキュアをきれいに塗るコツ
- ・1度塗りは、周囲のラインをきれいにとることを意識する
- ・2度塗りは、やや多めの量で色ムラがでないように意識する
- ・表面が少し乾いてから2度塗りする
- ・キューティクルラインに皮膚が被っている部分は指で押さえて塗る
- ・キューティクルラインはブラシの角を使う