洗剤を薄めたぬるま湯につけおきする、高温のお湯を使って洗う、日光が当たる場所で乾かすなどの行為もパフの劣化を早めます。パフが劣化すると、使い心地や化粧ノリが悪くなる原因に。

そうなると、買い替えのタイミングが早くなってしまいます。できるだけパフを長持ちさせたいなら、劣化に気をつけて洗うのが望ましいです。

パフのお手入れは、洗剤とぬるま湯、タオルがあればできます。さらに、洗面器や洗濯バサミハンガーがあると便利です。

その他にも、「ジップロック洗い」のためのジップロックや、パフをふわふわにしてくれる柔軟剤など、プラスアルファであると便利なアイテムもあります。

しかし、パフの劣化やコストを考えると、アイテムは使わずシンプルに手で洗うのがおすすめ。

早く乾かすためのアイテムとして、ドライヤーを使いたい！という方は多いです。しかし、ドライヤーの熱は劣化の原因になります。

乾燥時間を短縮するためにどうしてもドライヤーを使いたいときは、洗った直後に使いましょう。

ドライヤーの設定を冷風と弱風にして、パフの表面だけを軽く乾かします。その後、内側までしっかり乾くよう、必ず自然乾燥をしましょう。

多忙などの理由で、パフを洗えないときもありますよね。そんなときは、替えのパフを数個ストックしておく、または使い捨てパフを使うのがおすすめです。

パフは、1回使ったら1回洗うのがベスト。そのため、1回使ったものは溜めておいて、洗えるタイミングで一気に洗いましょう。

また、通販サイトやドラッグストアにあるパフのまとめ売りは、使い捨てに適しています。どうしても洗えない場合は、清潔に使うためにも使い捨てを使うのがおすすめです。

定期的にパフを洗っているにもかかわらずメイクノリが悪い場合は、パフが劣化しているのかもしれません。パフは、どれだけ丁寧に洗っていても必ず劣化してしまうもの。

パフを使うとメイクノリが悪い、肌に弾力がない、パフの肌触りが悪い、厚みがなくなったなどは、買い替えのサイン。新しいパフを使えば、メイクノリが改善されるはずです。

買い替えても改善されない場合は、肌の調子が悪いなど他の原因があるかもしれません。

「食器用スポンジを電子レンジでチンすると除菌できる」という話から、メイクパフ・スポンジも同じように除菌できるという話が広まりました。実際に、電子レンジで温めると除菌効果が期待できます。

しかし、その除菌効果は100%ではなく、菌の種類によっては除菌できません。

また、洗剤でパフを洗えば十分にパフを除菌できます。電子レンジでは、汚れを落とすことはできないためメリットはそれほど大きくないといえるでしょう。

洗濯機に入れて洗うと劣化を早めるリスクがあるため、ネットに入れるとしてもおすすめできません。

しかし2019年ごろから、100円均一などで売られている洗濯機のおもちゃが、メイクツールを洗えると話題です。手のひらサイズですが普通の洗濯機と同じように洗濯槽が回り、洗剤を染み込ませたパフを入れて5〜10分ほど回せば、汚れを綺麗に落とせます。

劣化のリスクは不明ですが、楽しくパフを洗いたい方は使ってみるといいかもしれません！

クッションファンデ用のパフやファンデーションに使うスポンジもパフと同じ洗い方で洗うことができます。

ポイントはこすりすぎないことと、たっぷりのぬるま湯を使うことです。

購入の際にメーカーがおすすめする洗い方もあるので、事前に確認しておくのも◎

清潔なチップを使うことで、メイクの仕上がりが格段にアップします。

まずぬるま湯に中性洗剤を少量入れ、チップを優しく洗います。ゴシゴシこすらず、指先で軽く揉むようにして汚れを落としましょう。

その後、ぬるま湯でしっかりすすぎ、タオルで水気を取ります。乾燥は自然乾燥がベスト。直射日光を避け、風通しの良い場所で乾かしてください。

定期的に洗うことで、肌トラブルも防げますので、ぜひ試してみてくださいね。

私たちの肌は、年齢を重ねるにつれてデリケートになります。これは、少しの刺激でも肌荒れしやすい肌になるということ。雑菌だらけのパフは、大人女子の肌にとって肌荒れのリスクが大きいです。

パフを正しい方法で定期的にお手入れすることは、大人女子にとっていいことだらけ！今回紹介した方法で、ぜひパフをやさしくお手入れしてくださいね。