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バランスボールで筋トレする方法!体幹トレーニングや姿勢改善メニューをチェック
楽しく簡単に運動できるバランスボールは、皆さん1度は手にしたことがある方も多いのではないでしょうか。体幹トレーニングにぴったりのアイテムですが、運動方法がわからず自宅の隅で転がっている…なんて方もいるかもしれません。
そこで今回は、バランスボールを使った筋トレ効果や、運動方法を解説。初心者にも簡単なエクササイズメニューから、ボディを磨く目的別トレーニングまでご紹介します。ダイエット・姿勢改善・腰痛改善を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
自宅でバランスボールのエクササイズや筋トレをする際の注意点
破損や床に物がないか確認
エクササイズや筋トレを行う前は、バランスボールに破損がないかチェックしましょう。穴が空いていたり破れていたりすると、本来の効果を発揮できないばかりか怪我をする可能性も。
また、床に物が落ちているとトレーニング中に刺さり、場合によっては破裂する危険性があるため要注意ですよ。
十分なスペースを確保する
バランスボールは大きいもので85cmのサイズもあるため、ある程度広いスペースが必要です。体勢を崩したり転がったりしたときに、頭をぶつける可能性もあります。
筋トレメニューによってはダイナミックな動きを伴うこともあるため、トレーニング前は周囲に何もないことを確認してから行ってください。
転倒や怪我に注意して行う
バランスボールに慣れると、「多少無理しても大丈夫」と思ってしまうこともあるでしょう。しかし、無理な体勢で筋トレをするとバランスを崩して転倒したり、負荷が大きすぎて体に負担を与える恐れも。
安定しにくい場合は、そのまま継続するより転がり防止のリングなどを使い、無理なく筋トレを続けることがおすすめです。
筋トレ後はストレッチをする
自宅でバランスボールの筋トレを行った後は、必ずストレッチをして鍛えた筋肉を伸ばしましょう。ストレッチは疲労回復を助け、筋トレによる運動効果をサポートしてくれます。
基本的なストレッチメニューをご紹介しますので、こちらも参考にしてみてください。
背中 | お腹からボールに乗り、抱き抱えて脱力する |
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お腹 | 背中からボールに乗り、上半身を反る |
背面全体 | 正座で両手をボールに乗せ、胸を床に近づける |
体側 | 体の側面でボールに乗り、上側の腕を頭上に伸ばす |
股関節〜太もも | 片膝を立てた状態でもう一方の足の付け根でボールに乗り、体重をかける |
脚の背面全体 | ボールに座って片足を伸ばし、先を上に向けて上体を倒す |
バランスボールを選ぶときのチェックポイント
サイズは身長に合わせて選ぶ
バランスボールの大きさは、自分の身長に合わせて選びましょう。市販のバランスボールのサイズは、45〜85cm程度の商品があります。座った姿勢で膝が90度に曲がるサイズが基準ですが、体型によっても異なるため、可能なら購入前に店頭で試してみましょう。
身長 | バランスボール |
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120〜150cm | 45〜55cm |
150〜165cm | 55〜65cm |
165〜180cm | 65〜75cm |
180cm以上 | 75〜85cm |
素材は使用用途や自分のレベルに合わせて
一般的なバランスボールは、塩化ビニールやゴムなどのツルッとした素材ですが、マット加工や凹凸加工を施したタイプもあります。筋力に自信がない方は、滑りにくい表面加工があり、安定感に優れた硬めのタイプが適切です。
また、ファブリック製は落ち着いたカラーも多く、自宅のインテリアを邪魔せずに置けるため、見た目が気になる方にも人気です。
耐荷重は体重より余裕のあるものを
トレーニングとしてバランスボールを使う場合は、運動の仕方によって体重以上の荷重がかかるシーンは多いもの。安全性を考慮して、耐荷重に十分な余裕があるバランスボールを選ぶことが大切です。
自分の体重の2倍以上の耐荷重があれば、安心して筋トレにも使用できて長持ちします。
手軽なバランスボールで、楽しくすっきりボディを目指そう
今回は、バランスボールを使った筋トレの効果や、トレーニングメニューをご紹介しました。運動が苦手な方や運動初心者でも、乗るだけ・弾むだけでよいバランスボールならきっと活用できるはず。
自宅で気になる悩みを改善したい方は、ぜひバランスボールを役立ててくださいね。